ファンクバンド「Lmt Connection」による、「Funk Is The Final Frontier」、2016年のリリース。
Lmt Connectionは、60 ~ 70 年代のデトロイトのファンク・バンド:ザ・ファビュラス・カウンツ(ザ・カウンツ)の中心人物としてレア・グルーヴ~ファンク名盤を残し、その後はモータウンのスタジオ・ミュージシャンとして数々のレコーディングに貢献してきたギタリスト/シンガーのリロイ・エマニュエル率いるファンク・バンド。1984年に結成。
P ファンクやザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ポリス、アリシア・キーズなど錚々たる大物に重用されてきたホーン・セクションを擁し、B.B. キングやアル・グリーン、タワー・オブ・パワーのライヴのオープニング・アクトにも抜擢されてきたという真の実力派バンドの作品は、懐古などとは無縁のソリッドでグルーヴィな“今”の超本格派ファンク・サウンド仕上がっている。
カーティス・メイフィールドに捧げた“Curtis”、華麗なホーンとポップなメロディ“Love I Once Knew”、“Love And Things”、そして自身の名曲を今に蘇らせた“Jan Jan”など、曲の良さもさることながら、演奏のクオリティ、サウンドの強度が本物の「ファンク」を大いに体現している。
モータウンやPファンク、ザ・ローリング・ストーンズからザ・ポリス、アリシア・キーズまでを支えてきた一流プレイヤーたちによるクオリティ全開の“今”の時代の洒脱ファンク。