Talking Heads – Naked

Talking Heads - Naked

Naked』は、アメリカのロック・バンド、「トーキング・ヘッズ(Talking Heads)」の8枚目のオリジナル・アルバムであり、最後のスタジオアルバム。1988年にリリースされた。このアルバムを期にバンドは解散するが、1991年まで解散を発表しなかった。
シンプルで親しみやすいバンド・サウンド一転、250度くらい斜めを向いたエスニック・サウンド。前の2枚のアルバム「リトルクリーチャーズ」(1985年)と「トゥルーストーリーズ」(1986年)で地域のアメリカ音楽とポップソング形式を使用した後、別のことを試したいと考え生み出されたアルバム。バーンの意向により、パリでレコーディングされた。当時のパリはライ、ズーク 、タンゴ、サンバ、ハイライフなどの民族音楽が隆盛だった。スティーヴ・リリホワイトとの共同プロデュース作であり、現地のミュージシャンを大々的に起用し、「さまざまな音楽の要素が混ざりあったもの」を目指した。
既存のロックやポップのフォーマットとは、装いも中身もあまりに違っていたため、商業的に失敗するのではとの憶測もあったが、US19位・UK3位とまずますの好成績を収めた。また、西欧ポピュラー音楽が自家中毒にはまっていた80年代後半という時節柄もあって、スノッブなロック・ユーザー中心に評価は高かった。
本作ではザ・スミスのジョニー・マーが12弦ギターを引っさげて参加している。花を持ったチンパンジーのアルバム・カバーも印象的。

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