Breakestra – Live Mix Part 2

Breakestra - Live Mix Part 2

ロサンゼルスを拠点に活動するファンク・バンド、ブレイケストラ(Breakestra)。『Live Mix Part 2』は彼らの2枚目のアルバム。2001年のリリース。
1980年代後半から1990年代初期のヒップホップでシームレスにサンプリングされたファンク、ソウル、ジャズのブレイクの「カバー」を演奏するライブバンドとして1997年に設立され、初期のヒップホップと同じスタイルで互いにブレンドされている。
彼らの最大の特徴は、その名前の由来にもなったのだろう、ブレイクビーツを生バンドでノンストップで演奏するスタイル。当初カセットテープで出回った『The Live Mix Part 1』はファンク・ファンにアピールする以上にヒップホップ界隈で評判を呼んだようで、後に彼らに目を付けたストーンズ・スロウからCDもリリースされた。
本作は、基本的にはパート1を踏襲する内容で、様々なファンク/ソウル/ジャズなどの名曲を短い尺でノンストップで繋いで演奏、その原曲の多くはヒップホップのアーティストによって何度もサンプリングされているもので、まるでネタもののミックス・テープを聴いているかのような錯覚に陥る。
重要なのは、曲のチョイスやパーツの抜き出し方に、ヒップホップ的な感覚が色濃く出ているように感じられること。そのためか、原曲となるファンクやソウルのクラシック・ナンバーをカバーしていると言うよりも、それをネタ使いしたヒップホップ楽曲のカバーのようにも聴こえる部分があるというところが興味深い。
彼らにとっては70年代のファンクと同等か或いはそれ以上に、80年代末~90年代前半のヒップホップが大きな影響源であることが分かる。

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