Leon Ware – Musical Massage

Leon Ware - Musical Massage

Musical Massage』は、ソウル・シンガーであり作曲家である、リオン・ウェア(Leon Ware)の2枚目のアルバム。1976年発表された。リオン・ウェアは、個人名義のアルバムもたくさんあるが、むしろ、作曲家やプロヂューサーとしての評価が高いミュージシャン。70年代アーバン・メローグルーヴの帝王と評される。
Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)の名作“I Want You”の作者として知られている。『Musical Massage』はマーヴィンの“I Want You”とほぼ同時期に制作されており、テイスト的にマーヴィンのアルバムと兄弟作といえる。
当時、リオン・ウェアがソロ・アルバム用にストックしていた楽曲を気に入ってしまったのがマーヴィン・ゲイ。結局、それらはマーヴィンたっての願いで彼の元に行き、アルバム「I Want You」として世にでることになったと言われている。その代償として製作したのがこの『Musical Massage』。この為、そのメロウさや雰囲気など、「I Want You」と酷似している。
このアルバムは、裏方として築いた豊富な人脈が生かされている。ゲストヴォーカルにはマーヴィン・ゲイはもちろんのこと、Minnie Riperton(ミニー・リパートン)やBobby Womack(ボビー・ウーマック)も参加している。
スーパースターであるマーヴィンの“I Want You”に全精力を使ったはずなのに、この時期のリオン・ウェアの才能は尽きることがなかったようで、駄曲がひとつもない。ストリングスのアレンジはどこまでも甘美で、Chuck Rainey(チャック・レイニー)のベースもメロディアスにJames Gadson(ジェームス・ガドソン)のドラムとタイトなグルーヴを生み出している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です