Joy Division – Substance

Joy Division - Substance

サブスタンス』(原題:Substance 1977-1980)は、1988年に発表されたイギリスのポスト・パンクバンド、「ジョイ・ディヴィジョン」(Joy Division)のコンピレーション・アルバム。バンドが1977年から1980年にかけて録音した、スタジオ・アルバム未収録の楽曲を収録している。メンバー自身が選曲したEPの総集編的コレクション。
バンドの母国イギリスでは、本作に先行してリリースされた「アトモスフィア」の再発シングルが全英シングルチャートで34位に達し、本作は全英アルバムチャートで7位に達した。また、ジョイ・ディヴィジョンのアルバムとしては初めてアメリカでもチャート・インした。
シンプルなギターのリフとメロディ、ボーカリストのイアン・カーティスの書く内省的な歌詞や特徴的なライブパフォーマンスは多くの人を惹きつけた。ところが、初のアメリカ・ツアーへの出発前日の1980年5月18日にカーティスが自殺。突然の悲劇によりバンドは解散を余儀なくされた。その後、残されたメンバーはニュー・オーダーを結成。
活動期間も短かったがレディオ・ヘッドなど1980年代末以降のオルタナティヴ・ロックに多大な影響を及ぼした。また、代表曲の一つである「ラヴ・ウィル・テア・アス・アパート」は80年代の名曲として名高い。

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