Eurythmics – Be Yourself Tonight

Eurythmics - Be Yourself Tonight

Be Yourself Tonight』は、イギリスのポップデュオ、ユーリズミックス(Eurythmics)の4枚目のスタジオアルバム。1985年4月29日に RCAレコードからリリースされた。
パリで大部分が録音され、デトロイトとロサンゼルスで追加録音されたこのアルバムは、以前のユーリズミックの耽美で実験的なシンセサイザーベースの曲から、より外向的でポジティブなサウンドへと移行している。
モータウンとロックミュージックの要素を組み合わせたこのアルバムは、より伝統的なバンドのラインナップ/インストゥルメンテーションが組み込まれている。それにもかかわらず、レコーディングはこれまでのユーリズミックスらしい雰囲気と最先端のサウンドも兼ね備えている。アルバムのリリースは、以前のアルバムの両性具有の見た目を捨て、伝記作家のルーシー・オブライエンの言葉で「ブリーチ・ブロンド・ロックンローラー」になった歌手アニーレノックスの新しいデザインの指向性と一致ている。
多彩なゲスト陣も注目。贅沢でバラエティに富んだ趣向が凝らされている。アレサ・フランクリンやエルヴィス・コステロのヴォーカルが聴こえる。彼らを語るうえでなくてはならない作品となった#2There Must Be An Angel ( Playing With my Heart )では、スティーヴィー・ワンダーがスパイスの効いたハーモニカを奏でている。
ユーリズミックスは、このころからソウルミュージックのテイストを強く意識し始めており、ある意味、彼らのターニングポイント的な作品である。

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