『サーヴィス』 (SERVICE) は、YMOの8作目のアルバム。
作詞は細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一が行い、ピーター・バラカンが英訳しており、プロデューサーはYMOとなっている。先行シングル「以心電信」を収録している。
本来は前作『浮気なぼくら』を最後のアルバムとして散開(解散)する予定であったが、高橋の提案により三宅裕司率いるS.E.T.(スーパー・エキセントリック・シアター)とのコラボレーションを、アルバム『増殖』(1980年)と同じ形態でリリースすることを高橋自身が細野に持ちかけ、散開記念アルバムとして制作された。
すでに解散が前提だったため、メンバー間の衝突はなく、穏やかに作業が進められたと高橋はコメントしている。2003年の再発のインタビューで高橋はウッチャンナンチャンが本作でYMOを初めて知り面白がったと語っている。
オリコンチャートでは最高位5位となり、売り上げ枚数は累計で13.6万枚となった。