シークレッツ・オブ・ザ・ビーハイヴ (Secrets of the Beehive)は、デヴィッド・シルヴィアン(David Sylvian)のソロ3作目スタジオ・アルバム。1987年にリリースされた。
坂本龍一、デヴィッド・トーン、マーク・アイシャム、スティーヴ・ジャンセンが参加している。ジャケット・デザインはナイジェル・グリーソンが担当した。アコースティック楽器を多用した作品。
ジャパン解散後、ソロアーティストとしての音楽の方向性を模索して来たが、1つのゴールに到達した集大成的なアルバムとなっている。世界観の完成と言うか、どこか吹っ切れた清々しさを感じさせる。
とにかく美しさに溢れている。しかもそれは人工的ではなくあくまでも自然体な美しさ。ある意味JAPANとは対極にある印象をもたらすが根源は同じか。日常の中で中々気づかない自然の美しさに気付かされる稀有な作品。
この作品をターニングポイントに、シルヴィアンの活動は様々なプロジェクトに関与し多様化していく。ソロのキャリアの中でも最高傑作と評価の高いのが本作。
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