『Wet Willie』は、アメリカのロック・バンド、ウェット・ウィリー(Wet Willie)のバンド名と同名のファースト・アルバム、デビュー作。リリースは1971年。
ウェット・ウィリーは、1970年に アラバマ州モービルで結成。ラマーのルイス・ロスを中心とした4人編成のグループ、フォックス(Fox)がそのルーツ。ウェット・ウィリーと名乗る事になったのは1970年頃。
サザン・ロックを代表するキャプリコーン・レコーズからのこの「Wet Willie」が彼等のデビュー作となる。バンドは、後にジェフ・ベックと共演することになるジミー・ホールによる黒っぽい歌声と、土の匂いを感じさせるファンキーな泥臭さが特徴。
ウェット・ウィリーの音楽はファンキーなブルースが基本。それにゴスペル風ナンバーやロックンロール、ブギ、カントリーブルースなどの要素が絡み合ってユニークなものにしている。