ドライブは、イギリスのミュージシャン、ロバート・パーマーによる2003年のアルバム。14作目のソロスタジオアルバムであり、死去する前の最後のアルバムとなった。
ドライブは、ロバート・パーマーのキャリアの中で最も気骨があり、最も心のこもったアルバムとして評価されている。
ロバート・パーマーの非凡な点は、どんな音楽を吸収しても、ただその音楽にリスペクトを示すだけでなく、何かプログレッシヴな要素をはらみながらその音楽を自身の色に染め上げていく、そのセンスにこそある。ニューオーリンズそのものや、アフリカそのものや、ヘヴィ・メタルそのものには決してならず、いつもロバートのフィルターが通された音楽が、そこで鳴っているのだ。